362 名前:舞-HiME :2005/09/25(日) 02:17:38 ID:Ol82P8nX
とりあえず用語解説。
HIME エレメントとチャイルドを呼び出す力を持った人間のこと。
ヒメという名の通り、全員女性。
エレメント HIMEが呼び出すことの出来る武器のこと。
呼び出す人間によって形状は変化する。
チャイルド HIMEが呼び出すことの出来る化物。FFの召喚獣みたいなカンジ。
大切なものを護りたいと願う心に反応して生み出される。
特殊な物質で構成されており、死ぬと消える。
オーファン 化物。でっかい。凶暴。
普通の武器では効果が薄いため、倒すためにはHIMEの力が必要になる。
チャイルドと似たような存在。死ぬとやっぱり消える。
363 名前:舞-HiME キャラ紹介 :2005/09/25(日) 02:20:50 ID:Ol82P8nX
高村恭司 本編主人公。大学院では天河教授の下で姫伝説について研究していた。
天河教授が失踪したため、スポンサーであるシアーズ財団の要請を受け、
伝説の調査を引き継ぐために風華の地にやってきた。
表向きは風華学園(シアーズが出資している)の古典臨時講師ということになっている。
代々伝わる謎の銅剣(みたいな物)を持っている。
天河朔夜 ヒロインその1。ゲームオリジナル。
失踪した天河教授の娘。
以前恭司に家庭教師をしてもらっていた事があり、恭司のことをお兄ちゃんと呼ぶ。
恭司のことが好き。
HIMEについては何も知らないが、次第に力に目覚めていく。
チャイルドはツキヨミと名づけた巨大なネコっぽい奴。
鴇羽舞衣 ヒロインその2。
恭司の赴任初日に転校してきた少女。
HIMEについては何も知らないが、次第に力に目覚めていく。
チャイルドはカグツチと呼ばれる火竜。圧倒的な力を持ち、曰く付き。
胸は大きい。
玖我なつき ヒロインその3。
母の仇である一番地を追い求める少女。
HIMEについても色々知っている。
エレメントは母の形見をイメージした二丁拳銃。
チャイルドはデュランと名づけた犬っぽい奴。
胸は控えめ。
364 名前:舞-HiME キャラ紹介 :2005/09/25(日) 02:22:33 ID:Ol82P8nX
美袋命 ヒロインその4。
食べる事が大好きで、並外れた身体能力を持つ少女。
家族とは死別し、唯一生きているはずの生き別れの兄を探している。
HIMEであることは自覚しているが、それがどういうものなのかは良く解っていない。
弥勒と呼ばれる大剣を常に持ち歩いている。
エレメント、チャイルド共に不明(通常は弥勒を使って戦う)。
ヒロイン中唯一の中学生。
深優・グリーア ヒロインその5。
アリッサを護る為に造られたアンドロイド。
表向きは唯の生徒で、グリーア神父の娘ということになっている。
グリーア神父の本当の娘で、恭司の幼馴染でもある優花(故人)に酷似した外見をしている。
アンドロイドなのでHIMEではないが、並のチャイルドなど一蹴するほどの力を持っている。
風花真白 風華学園理事長。11歳の天才少女。
HIMEの素養を持つ人間を学園に集めたりしてたらしい。
当然色々なことを知っている。そして隠している。
藤乃静留 風華学園生徒会長。京都弁(多分)。
なつきが唯一心を開いている少女。
神崎黎人 風華学園副生徒会長。
頭脳明晰にして人当たりの良い美男子。
命が、「本物の兄だったらいい」と思っている人物。
日暮あかね 朔夜の親友。HIMEの一人。
アリッサ・シアーズ 風華学園初等部一年生。
シアーズ財団総帥の娘。
365 名前:舞-HiME キャラ紹介 :2005/09/25(日) 02:24:08 ID:Ol82P8nX
九条むつみ 恭司とシアーズ財団の連絡係となってくれる女性。
子供がいるらしいが・・・
ジョセフ・グリーア 風華学園で神父をしている。
かつてシアーズ財団の研究所で働いていた事があり、
現在はアリッサの護衛とある目的の為に学園に来ている。
深優の父ということにもなっている。
炎凪 謎の少年。時折現れては、意味深な言葉を残して消える。
366 名前:舞-HiME 共通ルート :2005/09/25(日) 02:25:55 ID:Ol82P8nX
主人公・高村恭司が新人教師として学園にやって来る所から物語りは始まる。
取り合えず一日目は無事に終わり、ヒロイン達との顔合わせも終わった二日目。
学園の裏山で姫伝説を調査中に神社(裏山にあった)で祈願をしている舞衣に会い、そこでオーファンに襲われる。
なつきの助勢と舞衣の覚醒(エレメントのみ使えるようになった)のおかげで切り抜けるが、
化け物や舞衣の力について知っていそうな真白やなつきは何も教えてくれない。
その夜、家(天河家に居候)に戻った恭司は、そこで朔夜の手製による人間の耐久限界を超えた激辛肉じゃがの歓迎
を受け、意識不明に。搬送された病院で回復した恭司は、そこに入院していた拓海という少年に出会い、
趣味(オカルト。宇宙人とか、古代文明とか)を通じて深い友情を得る。
その後しばらくは適当にヒロインと仲良くなったりオーファンに襲われたりしながら、姫伝説の調査が進んでいく。
そして林間学校へ行った日の夜。それまでとは段違いに強力なオーファンが現れる。
なつきと命(ついでに恭司も)協力して戦うも、歯が立たない。そこへ凪が現れ、舞衣に問いかける。
大切なものを護るために、自分の一番大切なものを賭ける事が出来るか、と。
舞衣は答える。
自分の命くらい、惜しくは無い。必ず護り通してみせる、と。
その言葉を受けて舞衣のチャイルド・カグツチが出現し、圧倒的な力を持ってオーファンを屠る。
翌日、なんか崖から落ちそうになった恭司を助けようとして、朔夜がHIMEの力に覚醒する。
学園に戻った恭司達は真白からHIMEの力などについて(前述した内容)聞き出し、
同時にオーファンと戦って欲しいとも頼まれる。
367 名前:舞-HiME 共通ルート :2005/09/25(日) 02:27:52 ID:Ol82P8nX
それからしばらくは平穏な日々が続くが、夏休みに入ったある日。裏山で何者かが戦闘をしている気配を感じる。
行ってみると、戦っていたのは日暮あかねであった。
既に何者かに敗北した後らしく、彼女のチャイルドは程なく消滅する。
そして同時に彼女の恋人であった少年が息絶える。
何が起こったのかまるで解らない一行(なつきを除く)の前に凪が現れ、HIMEについての真相を語る。
その内容は要約すれば以下の通り(詳細は後述する予定)。
1.チャイルドが死ぬと、その主の最も大切な人間が死ぬ。
2.HIMEは12人いる。
3.HIME同士が戦いあい、最後の一人(舞姫と呼ばれる)にならないと、世界が滅亡する。
真相を知った一行は不安を胸に帰っていくが、その後一人のHIMEの提案で親睦会を開くことになる。
状況を打開する手段が見つかるまで戦わないようにしようというコンセプトで開かれた会はスムーズに進むが、
解散直前。一人のHIMEが一行に襲い掛かってくる。
襲い掛かってきた少女。それはアリッサちゃんだった。
何とか説得しようとする恭司だが、アリッサちゃんは聞き入れてくれない。
仕方なく応戦するものの、彼女のエレメント・チャイルドは共に強力であり、お供の深優もアホみたいに強い。
(深優ルートで判明するのだが、日暮のチャイルドを倒したのは深優。それも一人で)
恭司は一人戦いを拒んでいた舞衣を説得する。
相手もHIMEであり、倒せば相手の大切な人を殺してしまうと考えていた舞衣だが、みんなを護るために戦ってくれ
という言葉に応じて、カグツチを呼び出してくれる。
その後、アリッサちゃんは自身の力の暴走(?)のような形で命を落としてしまう。
深優は懸命に蘇生措置を施すが叶わず、その遺体を抱えてどこへともなく消えていく。
が、戦いはまだ終わっていなかった。
アリッサちゃんのチャイルド・メタトロンが暴走していたのだ。
主を失ったチャイルドはオーファンとなり、元の主の想い人を殺そうとする。
なつきがそう教えてくれるが、手始めに近くにいた恭司達に狙いを定めたらしい。
取り合えずもうチャイルドじゃないということで、カグツチであっさり破壊。
親睦会にケチがついてしまい、一行は後味の悪い思いを残したまま解散する。
ここまでが共通ルートとなります。
381 名前:舞-HiME ◆6d3PG4drEA :2005/10/01(土) 18:51:50 ID:SmIb2xXw
記述ミスで誤解させたかもしれないけど、共通ルートの時に使った『一行』というのは、
深優を除く4人のヒロイン達のことです。
深優は他のヒロインと一緒に行動する事がないので。
>>368
スマンかった。
借り物だったので、新作って事を失念していたよ。
382 名前:舞-HiME ◆6d3PG4drEA :2005/10/01(土) 18:53:55 ID:SmIb2xXw
凪の語ったHIME伝説=姫伝説の真実
HIMEとは、遥か弥生の昔から続く『星詠の舞』の鍵となる存在のことだった。
『星詠の舞』とは、300年の周期で接近を繰り返す『姫星』から地球を護るための儀式。
『姫星』とはただの星ではなく、その実態は人々の想念の結晶から成っている。
それを押し返すには同等の力をぶつけるより他なく、その力こそがチャイルドであり、それを操るHIMEだった。
しかし、巨大な『姫星』に対抗するには、ただ一人の想いだけでは力が足りない。
そこで、HIME同士の戦いが必要とされる。
それは壷毒のようなもの。
力を持った者同士が戦いあい、勝者は敗者の力を吸収して更なる力を得る。
そうして最後に残った一人=舞姫が12人分の想いを背負って『姫星』から世界を護るのだ。
しかし負けたHIMEは代償を支払う必要があった。
それはチャイルド喪失であり、同時にそれはチャイルドを生み出す核となる、自身の想い人の死でもあった。
こうして無数のHIME達の想いを犠牲にしつつ、『星詠の舞』は連綿と受け継がれてきた。
383 名前:舞-HiME・舞衣編#l1l6Ur354A :2005/10/01(土) 18:55:21 ID:SmIb2xXw
自分達が戦い合わなければ『姫星』が地球に衝突して皆が死んでしまう。
そのことを知らされた後も、舞衣は戦うことをためらっていた。
それは勿論自分が戦うことで拓海(舞衣のチャイルドの核)が危険に晒されるからでもあったが、
自身のチャイルド・カグツチの力を恐れてのことでもあった。
カグツチの力は圧倒的過ぎた。戦えばなつきや朔夜のチャイルドなど簡単に倒してしまうだろう。
だが、それは同時に彼女たちの想い人を殺してしまうことにもなる。
舞衣は悩み、答えの出せないまま時が過ぎていく。
幸い、その間にHIME同士の戦闘は行われていないようだった。
舞衣と恭司は拓海を通して親密になってゆき、拓海も二人といる事で体調が良くなっていっているようだった。
安らかな、心穏な日々。
しかし、それは唐突に終わりを告げる。
10歳の誕生日を迎えたその日、拓海が高熱を出して倒れてしまう。
病弱だった自分が今まで生きてこられたのは姉のおかげ(両親はいない)。
そのお礼にと紙粘土で作っていたプレゼントを護ろうとして雨に打たれ続けてしまった拓海は、
肺炎を起こしかけて危険な状態になってしまっていた。
目を覚ました拓海の願いを聞き、恭司達は彼を海に連れて行く。
恐らくは、それが拓海の最後の願いになるだろうと知りながら。
そして拓海は、大好きな姉と師匠(拓海は恭司のことをそう呼ぶ)に看取られ、静かに息を引き取る。
拓海の葬儀が終わった数日後。
舞衣達の友人のHIMEが何者かに襲われて、負けてしまう。
大切な人を失い、HIMEではなくなった舞衣。
だがHIME同士の戦闘は激化の兆候を見せ始めていた。
384 名前:舞-HiME・舞衣編#l1l6Ur354A :2005/10/01(土) 18:56:53 ID:SmIb2xXw
数日後、恭司は裏山の神社で舞衣と出会う。
拓海が天国にいけるように祈っていたのだという舞衣に倣い、恭司も手を合わせたその時。
地響きを立てながら、オーファンが二人に襲い掛かってきた。
舞衣を逃がそうと持っていた銅剣で立ち向かう恭司だが、まるで歯が立たない。
恭司が命を落としそうになった、その時。
舞衣の絶叫が響き、呼び出されたチャイルド・カグツチがオーファンを消し去る。
自身でも気付いていなかったが、拓海が死んだ時、舞衣の想い人は恭司に変わっていたのだ。
帰り道、舞衣は恭司に漏らす。
カグツチのような強力な力を持ちながら、拓海を護ってあげることは出来なかった。
拓海はきっと自分を恨んでいるだろうと。
拓海に限ってそんなことは絶対にない。
恭司はそう言うが、舞衣は納得しない。
拓海の死、逃れたはずのHIME同士の戦いとカグツチの力。
様々な想いに舞衣の心は乱され、彼女は力なく泣き崩れる。
数日後。
拓海に貸していた本を整理していた恭司は、そのなかに一通の手紙が紛れ込んでいることに気付く。
『師匠へ』
その言葉から始まる手紙には、自身の死を予感していた拓海の気持ちが籠められていた。
直接は言うことの出来なかった舞衣への感謝、親愛。
そして自分の代わりに姉を護って欲しいと言う恭司への願い。
拓海からの手紙と恭司の言葉によって、舞衣は決意する。
もしかしたら誰かと戦うことになるかもしれない。
だが、悩んでいて恭司を護れなくなるのはイヤだ。
だから失わないために。自分の運命に立ち向かおうという決意を。
385 名前:舞-HiME・舞衣編#l1l6Ur354A :2005/10/01(土) 18:58:04 ID:SmIb2xXw
その後、舞衣とは関係のないところでHIMEがガンガン減らされていく。
一人のHIMEが暴走して狩り続けた結果だが、そのHIMEも残ったもう一人のHIMEによって倒される。
最後に残ったのは、舞衣と命だった。
正気じゃないっぽい命の傍らには、神崎黎人がいた。
神崎は語る。
自分は現在の『星詠の舞』を取り仕切っている『一番地』の人間であり、
舞姫の力で『姫星』を返し、さらにその力で日本を支配し続けるためにいるのだと。
命への説得は無意味に終わり、二人との戦闘に。
結局神埼は地割れに飲み込まれて死亡し、操ってた人間が死んだ事で命も気を失う。
そこに凪が現れる。
彼は自分には全てを見届ける義務があったのだと言い、
『星詠の舞』を完成させるために舞衣を導く。
学園の地下、黒陽宮と呼ばれる場所で舞姫の力を使うように言われた舞衣は、凪に問う。
何故こんなことを、こんな犠牲を出さなければならなかったのかと。
それしか方法がなかった。そう答えたのは凪ではなく、真白だった。
彼女は『星詠の舞』の生まれた経緯を話し、舞衣を説得しようとする。
『星詠の舞』とは卑弥呼が生み出したもので、彼女自身は弟を犠牲にして『姫星』を返した。
さらに卑弥呼は、『星詠の舞』に問題が起こらないように、その弟を儀式の監視役として残した。
(弟=凪で、彼には実体がない。幽霊のような存在としてずっと生きて(?)きた)
大勢を救うために少数を犠牲にするしかなかった。
そう語られてもやはり納得が出来ないという様子の舞衣を見て、キレかかった卑弥呼が降臨する。
386 名前:舞-HiME・舞衣編#l1l6Ur354A :2005/10/01(土) 18:58:46 ID:SmIb2xXw
卑弥呼は真白に憑依するような形で現れ、国の為に儀式を行えと言う。
舞衣はその卑弥呼に、儀式を無くすことは出来ないのかと問う。
自分たちのような想いを繰り返させない方法はないのかと。
どんな犠牲を払ってでも構わないと言う舞衣に、卑弥呼が一つの可能性を教える。
舞衣のチャイルド・カグツチは、かつて卑弥呼が弟を犠牲にして呼び出した鬼神だった。
その力は卑弥呼にさえ計り知る事が出来ない。
現在カグツチの力は封印されているが、封印を解けば舞衣の望む世界に出来るかもしれない。
しかしそれは可能性の話であり、成功するかどうかは解らない。
そして何より、そのためには舞衣の想いを犠牲にする必要があった。
命ではない。
舞衣を想う全ての人から、彼女の記憶を失わせるのだと言う。
それだけの犠牲を払う覚悟があるのかと問われ、それでも舞衣は封印を解く決意をする。
今まで犠牲になってきた想いを無駄にしないために。
自分の運命に立ち向かうために。
387 名前:舞-HiME・舞衣編#l1l6Ur354A :2005/10/01(土) 19:00:05 ID:SmIb2xXw
封印を解こうとする舞衣と、恭司は約束を交わす。
決して忘れない。
忘れたとしても、一生かかってでも思い出す、と。
そして舞衣は、封印を解くためにカグツチに語りかける。
「カグツチ・・・。あたしの願いを聞いて・・・。
もう、これ以上、あたし達みたいに辛い想いをする人が出ないように。
あたしの記憶が欲しいなら、あげるから・・・。
でも、覚えておきなさい。あんたが食ったくらいじゃ、あたしと先生の絆は壊れたりはしないんだから。
カグツチ・・・残された人の、あかねちゃんや碧先生、なつきやミコト達・・・そして先生、ううん、恭司さんの――
すべての人の未来を、護って――」
それから一月位後。
夏休みが終わり、学校が始まる。
普段どおりの光景だが、数名の生徒は事故や家庭の事情で学校を去っていた。
恭司は漠然とした喪失感を覚えながらも、普段どおりの生活を送る。
そんな折、恭司は一人の少女を見かける。
何故か懐かしさを感じさせる少女を見て、恭司の頬を涙が伝う。
だがそれは悲しみの涙ではない。
穏やかで温かな、良いことの起こりそうな予感をさせる涙だった。
その日、家に戻った恭司は、コレクションであったオカルト雑誌の整理をしている途中、
一通の手紙が本に挟まっている事に気付く。
書いた覚えのない手紙は、こんな言葉で始まっていた。
『師匠へ』
406 名前:舞-HiME・なつき編 ◆l1l6Ur354A :2005/10/10(月) 00:54:57 ID:/NWBA321
トリップなど普段使わないので、使い方間違えてた。スマン。
ついでにキャラ等の補足を少し。
九条むつみ HIME、特になつきに関心を寄せている。
シアーズ財団に疑念を持ち始めた主人公が、
財団や『一番地』の事を調べるために共闘できる唯一の人物。
結城奈緒 HIMEの一人。好戦的。噛ませ犬。
デュラン なつきのチャイルドの名だが、同時に昔なつきが飼っていた犬の名前でもある。
一番地 古来より日本を裏から支配してきた巨大組織。
『星詠の舞』を取り仕切っており、その過程で起きる問題(人死にやオーファンの露見など)
をもみ消したりもしてる。
407 名前:舞-HiME・なつき編 ◆l1l6Ur354A :2005/10/10(月) 00:55:49 ID:/NWBA321
親睦会の翌日。学園に行くと、むつみが辞めたという話を聞かされる。
不審に思って携帯に電話してみるも、彼女は出ない。
その帰り道。結城と出会い、彼女がなつきを狙っていることを知る。
恭司はなつきに注意するように話すが、なつきは大丈夫だと答える。
もしも負けたら、一番大切に想っている人が死んでしまうと言う恭司に、
なつきは、自分の想い人(母)は既に死んでいるから心配ないと答え、去っていく。
しかし、恭司の胸には疑念が浮かび上がっていた。
果たして、本当に故人を媒体にしてチャイルドを具現化させることは出来るのか、と。
数日後、むつみから電話がある。
彼女はシアーズから脱出し、身を隠している所なのだと言う。
電話では話せないこともあると言うので、待ち合わせをすることに。
そして呼び出された先で、彼女は自分のことや一番地等について話してくれる。
彼女の名前は玖珂紗江子。なつきの実母だと言う。
紗江子は、もともと一番地に属しており、そこでHIME伝説を研究していた。
とは言っても、一番地は、昔から『星詠の舞』を取り仕切っており、HIMEについても様々なことを知っている。
なので、研究と言っても、伝説そのものの研究ではなく、HIMEの覚醒と促進に関するものだった。
しかし、その研究の最中、幼いなつきにHIMEの証(赤い紋章)が浮かび上がってしまった。
隠そうとするも隠し切れず、なつきはHIME覚醒の実験体とされてしまう。
HIMEの覚醒は、大切なものを守りたいという強い意識によって起こる。
手始めにデュランが殺され、次に紗江子に銃口が向けられた時、なつきが叫ぶ。
自分がママを護る。そのためになら何でもかける、と。
目覚めた力によって、研究所は大破。
奇跡的に助かった紗江子はシアーズに保護されたものの、なつきには死んだように思えたのだろうと言う。
紗江子は現在シアーズと一番地の両方に追われている。
母だと名乗り出れば、要らぬキケンがなつきにも及ぶかもしれない。
なつきを護ること、紗江子のことを話さないことを約束し、別れる。
その別れ際、紗江子は神崎が一番地の人間だと教えてくれる。
詳しくは解らないが、かなり高い位置にいる人間なのだと言う。
408 名前:舞-HiME・なつき編 ◆l1l6Ur354A :2005/10/10(月) 00:57:11 ID:/NWBA321
その後しばらくは、何人かのHIMEが正体不明の相手にやられたりするものの、
なつき自身には何事もない日々が続く。
しかし、なつきの為に一番地に忍び込んできたと言う静留が、なつきに教えてしまう。
なつきの母は生きている、と。
ショックのあまり駆け去り、自室に閉じこもってしまうなつき。
なつきは決して強い人間ではない。
こうなることは分かっていたはずなのに何故教えたのかと問う恭司に、静留は答える。
これでなつきが戦いという危険に晒されることはなくなる。
全てが終わった後にゆっくり慰めれば、なつきはきっと立ち直ってくれる。
そして、なつきを救うのは自分だ、と。
敵意すら含んだ眼差しで恭司を睨みつけ、静留は去っていく。
翌日、紗江子の協力者と名乗る人物から、紗江子が行方不明になったという電話を貰う。
なつきの為にHIME狩りをしている謎の敵を倒そうとしているのではないかと直感した恭司は、
以前謎の敵に破れたHIMEの一人に会い、HIME狩りを行っていた人物の正体を知る。
HIME狩りを行っていた人物、それは藤乃静留その人だった。
紗江子も静留もなつきの為に敵を排除しようとしているが、二人は互いのことを良く知らない。
このままでは二人が戦うことになってしまうと感じた恭司は、なつきを伴って静留の隠れ家へと向かう。
しかし時既に遅し。
たどり着いた恭司達が目にしたのは、息絶えんとしている紗江子の姿だった。
紗江子は恭司になつきのことを頼み、そしてなつきには、
互いに知らなかったのだから、友達(静留)とは仲良くと言い残して息を引き取る。
409 名前:舞-HiME・なつき編 ◆l1l6Ur354A :2005/10/10(月) 00:58:26 ID:/NWBA321
母の死、そしてHIMEとしての力を失った事で生まれた一番地への恐れ。
一時は眠ることすら出来なくなったなつきだが、
恭司の献身的な介護(ただ側にいただけだが)によって、活力を取り戻す。
元気になったなつきは、静留を止めたいと言う。
母のことは、すれ違いだった。静留のことを恨んではいない。
静留の行為と母の最期の願いを裏切らないためにも、静留を止めたいのだと話すなつき。
恭司も協力すると約束するが、その直後。結城が二人に襲い掛かってくる。
母の形見の二丁拳銃で応戦するなつきだが、チャイルドがいないという事実は重く圧し掛かり、劣勢を否めない。
そして、ついに結城のチャイルドがなつきを仕留めようとしたその時。
視界を白く染め上げる閃光とともに、咆哮を上げてデュランが現れる。
なつきの触媒は失われている。それとも知らぬまに触媒が変わっていたのか。
思いを巡らす恭司の耳に、場違いにのんきな声が届く。
「珍しいこともあるもんだ・・」
いつものように唐突に現れた凪は、今デュランが現れたのは、デュラン自身の力だと言う。
凪でさえも見た事がないほどに忠実であり、HIMEにつくそうとするチャイルド・デュラン。
彼(?)自身の思いの力で物質化しているのだと。
410 名前:舞-HiME・なつき編 ◆l1l6Ur354A :2005/10/10(月) 00:58:59 ID:/NWBA321
蘇ったデュランと共に戦うなつき。
しかし、触媒のないデュランは物質化するだけで精一杯の様子であり、
懸命に放った砲撃も結城のチャイルドを倒すには至らない。
結城のチャイルドがデュランを噛み砕こうとしたその時。
現れた三首の大蛇が、逆に結城のチャイルドを噛み殺す。
静留は同時に凪に向かっても告げる。
あんたのマスターも決着をつけてきた、と。
常の余裕を失い、姿を消す凪。
残されたなつきは静留に問う。
なぜ戦うのか。友人である自分のためならば、もう必要ないのだと。
しかし静留は答える。
自分が戦っているのは、愛する人のためだと。
友人として、静留を止めようと、『姫星』を回避する他の方法を考えようと言うなつきに、静留は告げる。
自分はなつきを友人と思ったことなど、一度もない、と。
そして呆然とするなつきを残して静留は去っていく。
「ほんま、つまらん落とし穴のあるシステムやわ」
小さな声で、誰に告げるともなく呟いて。
411 名前:舞-HiME・なつき編 ◆l1l6Ur354A :2005/10/10(月) 01:00:29 ID:/NWBA321
部屋に戻ったなつきはさすがにショックを受けているようでは合ったが、しかし静留のことを信じているとも言う。
友人だからこそ判る静留の仕草。彼女は何かをごまかそうとしているのだと。
静留に会い、真実を知るために力を貸してくれと頼んでくるなつき。
その言葉に頷きながら、同時に恭司は漠然とした不安を感じていた。
その不安の正体を探るうちに、恭司は静留の言葉に行き着く。
『穴のあるシステム』
もしもHIMEの触媒、想い人が他のHIMEだったとしたら?
そして、もしも二人が互いに戦ったら・・・?
静留の考えを察した恭司はなつきを連れて走り出す。
向かう先は風華学園・水晶宮。
恭司は、かつて一度だけその場所で静留を見たことがあった。
少女たちが恋の成就を祈って願掛けをする、その場所で。
果たして、静留は確かにその場所にいた。
しかし、静留には恭司の言葉も、友人としてのなつきの言葉も届かなかった。
静留は清姫(静留のチャイルド)を呼び出し、命じる。
いい子だから、じっとしているように、と。
そして彼女は紗江子の件について何度もなつきに謝り、
憎くて、大嫌いで、敵である恭司になつきのことを頼み、服毒する。
なつきに抱きかかえられた静留は、なつきへの想いを語り、
これでなつきが最後のHIMEだから、生きて欲しい。
ちゃんとデュランで倒しなさい、と言い残して果てる。
412 名前:舞-HiME・なつき編 ◆l1l6Ur354A :2005/10/10(月) 01:01:24 ID:/NWBA321
友人からの思いもよらぬ告白と死。
しかし物思う間もなく、清姫に変化が生じる。
主を失ったチャイルドは、オーファンと化す。
メタトロンの時と同様の事が起こっていた。
静留はそれを見越して『じっとしているように』と言い聞かせていたのだが、それは理に反すること。
デュランのような奇跡は起こらなかった。
呆然と立ち尽くすなつきを護ろうとして恭司とデュランは立ち向かうが、歯が立たない。
傷つく恭司を見て、なつきはもういいのだと言う。
大切な人は皆死んでしまい、周りを不幸にすることしか出来ない自分など居ない方がいいのだと。
しかし恭司は、そんななつきを一喝する。
自分はまだ生きている。そして、紗江子や静留も、なつきの死など望んでいないと。
抱きしめながら、自分達にはなつきの存在が必要なのだと言う恭司。
その心がなつきに届いた瞬間。
デュランの身体が光り輝き、想いの力を宿して生まれ変わる。
「私と、お前の子だ・・・」
嬉しそうに、気恥ずかしそうになつきは言い、迷いのない瞳を清姫に向ける。
今度こそ大切なものを護り通す。
母と静留の想いを受け止める。
そうなつきが決意した時、不意に静留の声が聞こえたような気がした。
見れば、いつの間にか清姫はおとなしくなっており、その瞳には温かささえ見て取れる。
デュランと同じような奇跡が清姫にも起こっている。
そのことに気付いたなつきは、静留への想いと共に清姫を撃ち抜いた。
413 名前:舞-HiME・なつき編 ◆l1l6Ur354A :2005/10/10(月) 01:02:27 ID:/NWBA321
全てが終わり、なつきが舞姫になったと思っていたが、しかし神崎は生きていた。
洗脳した命を連れて、なつき達に襲い掛かってくる。
神崎と命は舞衣に任せ、恭司達は凪の相手をすることに。
戦いの中で、凪は自分に関する事を話してくれる。
舞衣編でも書いた儀式の始まりについて。
それから、今の自分が神崎家の式神のような物にされてしまっていること等。
その後戦いは続き、結果オーライな感じで凪の呪縛が解かれる。
開放された凪は、しかし『星詠の舞』を見届けること自体は自分の望みだと言い、儀式を完成させることに。
(神崎は、命と舞衣の戦いの余波で、恭司達の知らない内に死んでた)
なつきは犠牲となったHIME達の想いを集め、『姫星』を返す。
そして一年後。
『姫星』の危機は既になくなっており、ついでに一番地も壊滅した。
『星詠の舞』のことは忘れないが、一年に一度だけ泣く日を決めて、それ以外の日は笑顔で過ごそうと言う約束が、
仲間内で交わされているのだと言う。
恭司は、天河家を出て、なつきと暮らしていた。
学校でも周囲が公認の、ラブラブカップル振りを見せ付けてくれる。
457 名前:舞-HiME・命編 ◆l1l6Ur354A :2005/10/22(土) 21:32:21 ID:3GY75TuR
海での戦闘の後、命(+舞衣)は恭司の(正確には朔夜の)家に泊り込むことになるが、
しばらくすると命が行方不明になる。
数日後。探し回る恭司の前に現れた命は、兄が見つかったといい、
そして兄の手伝いをしなければならないか、らもう戻らないと告げる。
その後、命がHIMEを狩り続け、命以外のHIMEは全滅。
お約束のように神崎+命(今回は洗脳されてない)が恭司の前に現れる。
神崎は自分の目的、そして恭司自身のことについて語る。内容は以下の通り。
1.恭司の祖先はかつて『星詠の舞』を取り仕切る一族だった。
なつきと静留のような事が最後の二人で起こった時、
クサナギ(恭司の持ってる銅剣)で解決する役割を担っていた。
2.神崎は恭司の祖先から『星詠の舞』を奪った一族の末裔。
クサナギの代わりとして、ミロクを造り出した。
3.神崎の一族は舞姫の力で『姫星』を返すだけではなく、
その力を使って日本を繁栄させ、さらにその実権を得ていた(=一番地)
4.神崎達が舞姫の力を利用するためには、ミロクで舞姫(今回は命)を貫く必要がある。
458 名前:舞-HiME・命編 ◆l1l6Ur354A :2005/10/22(土) 21:33:25 ID:3GY75TuR
信じていた兄に裏切られ(恭司は殺さないという約束もしてたらしい)呆然とする命に、神埼がミロクを振り下ろす。
恭司は迷わず飛び込み、何とかそれを受け止める。
その後なんやかんやと戦いが続き、結局恭司大ピンチに。
兄と戦うことにためらっていた命だが、それを見て助けに入る。
ミロクを神崎に奪われ、エレメントも使えない命だったが、恭司を護りたい一心でチャイルドを産み出す。
兄への気持ちに揺れながらも、命は神崎と戦い始める。
(ここで選択肢)
A命を信じて戦いを任せる。
B命の代わりに神崎と戦う。
Aルート
命は神崎を倒し、『姫星』の危機も回避される。
しかし実の兄を手にかけてしまったという悔悟の念からか、
命は風華の地から、恭司たちの前から姿を消してしまう。
Bルート
神崎を倒し、『星詠の舞』も完遂させることの出来た恭司。
全てが終わった後、彼が選んだのは風華の地を去るという道だった。
自分の中にある命への想いには気付いていた。しかし、同時に命にとっては兄を殺した仇でもあるのだ。
遠い地で、全てが思い出に代わるのを待とうと願う恭司。
が、そこに命がやってくる。
色々考えた挙句、『恭司を失いたくない』という結論に至ったらしい。
兄の形見であるペンダントを揺らしながら、命は屈託のない笑顔で言う。
「恭司! 私は、お前が大好きだ!」
459 名前:舞-HiME・朔夜編 ◆l1l6Ur354A :2005/10/22(土) 21:44:36 ID:3GY75TuR
1.朔夜「戦わなきゃ誰も護れないんだよ!」
2.恭司「戦わずに済む方法を皆で考えている。だから落ち着け!」
3.朔夜「うん。分かったよ、お兄ちゃん」
1〜3を数回繰り返すとツキヨミが暴走。
恭司に襲い掛かってくるが、天河教授が現れて恭司を庇う(教授は死亡)。
その後いつものように神崎とかを倒して『星詠の舞』へ。
『星詠の舞』自体は完成させるが、父や他のHIME達を倒してしまった贖罪のため、
朔夜はクサナギノ力で封印されることを望む。
恭司もそれに付き合うと言い、二人で300年(次の姫星まで)封印されるエンディング。
(封印されてる中でも会話とかはできるっぽいので、あまり暗い感じではないです。
むしろ300年封印の中でイチャイチャしてそうな終わり方)
483 名前:舞-HiME・深優編 ◆l1l6Ur354A :2005/11/06(日) 19:33:00 ID:CGzm8Rxt
アリッサ・シアーズという少女に関して
舞姫の力に関する研究を行っていたシアーズ財団は、
その力が特定の血筋(遺伝子)の人間にのみ発現することを発見した。
財団は一人の少女のクローンを作り、その遺伝子に細工をする事で人工のHIMEを造り出すことに成功した。
それがアリッサ・シアーズという少女である。
彼女は黄金時代(財団の考える理想世界)を実現させるために舞姫の力を求めて『星詠の舞』に参加するが、
人工のHIMEであるが故の限界なのか、姫星から与えられる力に耐え切れず、命を落とすこととなってしまう。
484 名前:舞-HiME・深優編 ◆l1l6Ur354A :2005/11/06(日) 19:33:42 ID:CGzm8Rxt
深優を連れて教会へと戻った恭司は、そこで九条とグリーア神父から財団や、アリッサの事に関する話を聞く。
その後二人は所用で立ち去り、教会には恭司と深優、そしてアリッサの遺体だけが残される。
深優はアリッサの遺体をずっと抱きかかえていた。
アリッサを失った事で空虚となってしまった心。
そして同時に失われてしまった『アリッサを護る』という自己の存在意義。
アンドロイドである彼女の心が悲しみと言う感情を覚え、涙を落としたその時。
深優の体が光に包まれ、そこで彼女はアリッサが手にしていた物と酷似したエレメントを得る。
そして同時に、彼女の首筋にHIMEであることを現す赤い紋章が浮かび上がった。
翌日、アリッサを埋葬した深優は、そこでアリッサの代わりにHIMEとして戦う決意をしたと語る。
止めたいとは思うものの、アリッサの遺志を継ぐと言う深優を説得する言葉はなく、恭司は見守ることに。
凪によれば、深優はHIMEであってHIMEではないらしい。
アリッサと同じで人工であるため、たとえ『星詠の舞』で勝利しても、姫星の力は得られないのだという。
何とか無益な戦いを止めたいと考える恭司だったが、グリーア神父は深優の行く末を見届けたいと話す。
理由を問う恭司に、神父は、深優は優花の生まれ変わりなのだと言う。
深優は優花を模して造られた。
しかし、ただ容姿を模倣しただけではなかった。
本来十二番目のHIMEになるはずだった優花の生体パーツと血液を使い、深優は造られていた。
だからこそ深優にHIMEの力が発現したのであり、深優は優花の生まれ変わりなのだと神父は話す。
深優は深優であり優花ではないと恭司は言うが、神父は譲らない。
自分の意思で行動するなど、本等のプログラムでは有り得ない事。
このまま行けば、深優は優花になるのだと、半ば狂気じみた剣幕で力説する。
485 名前:舞-HiME・深優編 ◆l1l6Ur354A :2005/11/06(日) 19:34:48 ID:CGzm8Rxt
その後、深優は結城にケンカ売ったりするが、恭司の説得で『護るため』の戦い以外はしないことを約束する。
が、そうこうしてる内に神父が何者かによって殺害され、恭司も謎のアンドロイドによって誘拐されてしまう。
どうやら財団の内部で勢力争いが起き、恭司の力(クサナギの力)を利用しようとする人間が台頭してきたらしい。
九条の協力を得た深優に助けられて脱出するものの、そこにアリッサの姿をしたモノが立ちふさがる。
九条が言うには、アリッサを造ったクローン技術と深優を造ったアンドロイドの技術をあわせて造られた、
新型のアンドロイドであるらしい。
チャイルドは使えないものの、エレメントを用いてオーファンを生み出すことの出来る新型。
深優は苦戦するものの、HIMEの力=想いの力=無限と言うことで、愛の力で何とか勝利。
しかしその代償は大きく、深優も傷つき倒れてしまう。
彼女は最後の力を振り絞って暴走した自らのチャイルドを屠り、その機能を停止する。
一週間後。恭司はアリッサの墓の前にいた。
厳重に封をされた深優の記憶チップをアリッサの墓に収め、恭司は誓う。
いつか深優のボディを完全に修復し、チップを使って深優を復活させると。
486 名前:舞-HiME・深優編 ◆l1l6Ur354A :2005/11/06(日) 19:48:47 ID:CGzm8Rxt
エンディングについて少しだけ補足。
この時点で『姫星』の危機は回避されてます。
深優はHIMEであってHIMEではない=『星詠の舞』には不要ということで、
恭司のあずかり知らない所で全ては終わってしまったようです。
また、『星詠の舞』が終わったことで恭司が財団から狙われることもなくなってます。
以上で舞-HiMEを終わっときます。
トロトロ書いててスマンかった。