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状況開始っ!  (工画堂)

99 名前:状況開始っ![sage] 投稿日:2009/08/19(水) 18:01:14 ID:vq0xXuVj? ?2BP(0)
 舞台は国防陸軍士官学校予科鎚浦高等部。要は陸上自衛隊の士官候補生の予科練を教育している。
 とはいうものの、実際のシナリオじゃ戦争らしい気配は微塵もなく、ごく普通の学園物です。
 主人公である岡崎正宗は普通科(歩兵科)の2年次生。
 入科から1年が過ぎ、新たな1年が始まるその日に、岡崎は普通科1種2年次の連絡委員に選ばれてしまう。
 連絡委員として活動をするなかで、ヒロインとの交流が深まる。
 
 ■月山香耶
 通称『ちっこい先輩』。機甲科 多脚戦闘車両課程 3年次科生。
 成績優秀なエリートで性格は真面目。連絡委員の議長をしている。
 
 険しい山の原生林での30kmの行軍演習が全校生徒参加で行われるのだが、
 悪天候で急に進行ルートが変更されたり、前進が不可能なぐらいの豪雨に遭ったので無線機で本部に連絡しようとしたら、
 通信科の検査を通った筈の無線機が故障していて通信ができなかったりとトラブルが発生する。
 仕方がないので前の中継点まで、岡崎の分隊は引き返す。
 ところが豪雨で川の支流が発生し、本流と支流の中洲にとじこまれたかたちとなっていた。
 足場の土は急流で削られ、上流からは巨大な岩が流れてきて、絶体絶命かというところで、ちっこい先輩が軍用車両に乗って救助に来る。
 本部は演習中止を決定したのだが、岡崎のいる第35分隊にだけ連絡が通じなかった。
 しかし故障した無線機は受信機能だけが壊れており、送信機能は生きていたので、SOSも届き、それを頼りに位置を掴んだ。
 ちっこい先輩は鮮やかな運転技術で悪路をものともせず帰還する。
 
 帰投後、通信機のことで岡崎は呼び出される。通信機を今確認したところ、機能は正常で問題も異常も見られない。
 自然には起こりえないことだが、悪意と高度な技術があれば起こせなくもないということで、
 通信機に何らかの細工の痕跡がないか、連絡委員の副議長で情報科の町田という男に、ちっこい先輩は調査を命令する。
 そして、岡崎に、通信機のことも、今ここでのやりとりのことも他言無用だと命令する。
 ちなみにその町田は、陰険そうな細眼鏡。自分より成績優秀なちっこい先輩に熱をあげてるらしい。
 町田からの調査報告は、作為的な形跡は見当たらず、非は使用者にあると断じていた。
 
100 名前:状況開始っ![sage] 投稿日:2009/08/19(水) 18:06:59 ID:vq0xXuVj? ?2BP(0)
 多脚戦闘車両同士の模擬戦闘が実施されるが、多脚戦車相手の戦闘経験が不足しているちっこい先輩は、
 本科の凄腕操縦士の舞草少尉に全く歯が立たず、砲撃を受け戦車を破壊される。
 落ち込んでいるちっこい先輩を、岡崎は慰める。
 模擬戦闘で大破した一〇式の代わりに、最新型の一五式戦車が配備される。
 主制御装置の構築には、情報科の千手院奈津姫にやってもらう。
 
 一五式戦車の配備に不正があるという偽情報を千手院は町田に流し、信じた町田は本科の査察を呼ぶ。
 でも査察に来た古鴉将校は裏になにかあることに勘付いて、一五式戦車のことは追求しない。
 町田を追求すると、月山香耶が騙され処罰されるのは忍びないと君のためだと言うが、
 ちっこい先輩は、お前ごときに助けてもらう気はないと、町田を拒否する。
 町田は、ちっこい先輩の言葉にしょんぼりして逃げ去る。
 千手院の意図は、町田と古鴉将校の両方を排除することらしい。千手院は町田のとどめをさす。
 
 再び舞草との模擬戦闘が実施される。配備された一五式には結局、制御装置を内蔵できなかったので、
 制御装置を外部に置き、通信で制御する。しかし通信制御のため、遮蔽物によるタイムラグなどで戦闘は不利になる。
 追い詰められたちっこい先輩は、反応速度を上げるためにセンサーのデータ通信を切るよう頼む。
 そして岡崎の音声通信による指示を頼りに戦い、舞草へのリベンジを果たす。
 
 ちっこい先輩は、卒業して軍大学に進学する。予科練からの進学は成績優秀な者だけができる。
 岡崎の成績だと、軍大学へあがるには士官学校経由ぐらいしか手はなく、最低でも3年はかかる。
 ちっこい先輩は、自分のことを憶えていてほしいと、自分の髪を結わえていたリボンを岡崎に渡す。
 
 岡崎は士官学校を出たが、軍大学へあがるほど成績はよくなく、前線に近い基地に送られる。理由は鎚浦出身者だから。
 その基地に新しい機甲部隊が配属されることになる。そしてちっこい先輩に再会し、告白する。
 
101 名前:状況開始っ![sage] 投稿日:2009/08/19(水) 18:20:16 ID:vq0xXuVj? ?2BP(0)
 ■千手院奈津姫
 通称『ツンツン』。性格は傍若無人、唯我独尊、あと退役元帥の祖父を持ち権力(軍閥・千手院家)にコネがある。
 
 行軍演習は、ちっこい先輩ルートのように、無線機が故障する。
 その後、千手院が町田と密談しているのを見かける。どうやら無線機の工作に二人が関わってるらしい。
 文化祭の準備では、千手院一人が所属する電算部が、提出しなければならない書類を提出せず、進展しない。
 連絡委員として提出するよう要請すると、岡崎が手伝うなら提出すると条件を出し、
 ちっこい先輩は、岡崎ひとりの犠牲でことがすむならと、手伝うよう命令する。ついでに電算部の査察も頼む。
 申請書はすぐに出されるが、内容欄には「突発有事における乙種戦闘管制システムの有用性」とだけ書かれていた。
 千手院は情報室で一心不乱に端末を操作しており、岡崎にその内容は理解できなかったが、
 どうやら陸幕本部に対して接続しており、しかも何らかの警告が次々と出ては、千手院がそれに対処しているようだった。
 
 文化祭当日、電算部の出しものとして千手院は、有事発生のシミュレートを行う、
 現場は九州の第4方面師団駐屯地、状況はクーデターだと観衆に説明する。
 千手院が作業を開始すると、シミュレートでなく実際に第4方面師団の兵器が、クーデターを始める。
 陸幕本部では騒ぎになるが、第4方面師団には通信がつながらず、第4方面師団の管制官はクーデターに気付いてない様子。
 周囲の国防空軍基地に打撃を与えた後、観衆の無邪気なリクエストで、国防海軍基地へ部隊を展開する。
 乙種戦闘管制システムは18の設置箇所全てが繋がっており、権限の低いシステムが上位に介入するのは通常不可能だが、
 千手院は陸幕本部への侵入経路を発見しており、クラックを仕掛けていた。
 岡崎が止めるように声をあげると、千手院は興が冷めてシミュレートを終了し、岡崎を投げてどこかへ行く。
 
 ある時、千手院は食堂の当麻のおばちゃんに無理やりプールに連れ出され、プールの中に投げ落とされて溺れる。
 岡崎が千手院を助けるが、千手院はぐったりとした様子で、「このことを口外したら殺す」と言うのだった。
 
102 名前:状況開始っ![sage] 投稿日:2009/08/19(水) 18:26:31 ID:vq0xXuVj? ?2BP(0)
 多脚戦車同士の模擬戦闘で一〇式が大破し、千手院は祖父に頼んで一五式戦車を寄越させる。
 教官に言われて、千手院に戦車のことを尋ねると、絶望した人間をそれ以上に絶望させるにはどうするかと意味深につぶやく。
 演習で見てアレをいじってみたくなっただけと、とってつけたような理由を述べて、話をこれ以上する気はないと背を向けて去る。
 町田は、偽情報に踊らされて本科の古鴉准将を査察に呼ぶが、千手院が一五式に関わっていると知り、謀ったのかと千手院に詰め寄る。
 千手院のアンタみたいなウジムシを何故謀る必要があるかという言葉で、キレて襲い掛かるが、町田は千手院に肩を外される。
 千手院にとって、町田は月山香耶をはかるための捨て駒だった。
 
 多脚戦車のリベンジマッチで、やはり制御装置の通信タイムラグが問題になり負けそうになるが、
 通信を平文に、必ず起こりうる状況で最速の反応をする予測に絞り込むのはどうかと、岡崎は提案する。
 香耶に以前の演習の状況を再現するよう、通信で指示し、「必ず起こりうる状況」をつくる。
 香耶の戦車は、最速の反応で相手の砲弾を回避し、逆に砲弾を命中させ勝利する。
 千手院が古鴉将校を嫌うのは、彼が千手院の叔母(母だったかも)と政略結婚したが、叔母を全く愛さなかったから。
 月山香耶は古鴉の娘。だから意識してたようだ。
 
 千手院は成績優秀なので、来年度の連絡会議の議長に決まったので、岡崎に副議長をやれと言う。
 「これは命令よ。この千手院奈津姫が、見込んであげたのだから、感謝しなさい」
 教官たちは、岡崎なら千手院を抑えられると手綱役にさせる。
 その後、予科練を卒業し、士官学校も卒業した岡崎は、配属先で機関長のもとへ案内される。
 案内された場所は、見慣れた標準的なつくりの情報管制室。
 不吉を感じ取る岡崎の考えを見透かすようにスピーカーから聞き覚えのある声が流れる。
 「何をしている。とっとと入りなさい」。覚悟を決めて中へ入ると、そこには千手院が。
 「言ったでしょ? この千手院奈津姫が、見込んであげた、ただひとりの男なんだから」
 
103 名前:状況開始っ![sage] 投稿日:2009/08/19(水) 18:32:28 ID:vq0xXuVj? ?2BP(0)
 ■長船真織
 岡崎の幼馴染。衛生科。男子科生に人気がある。
 
 文化祭の準備では、千手院一人が所属する電算部が、提出しなければならない書類を提出せず、進展しない。
 格闘訓練の際、長船が一文字教官に頼みごとをし、千手院と長船で模範戦闘をさせてもらう。
 そして戦闘の前に、もし千手院に勝てたら、文化祭の申請書をちゃんと提出するよう賭けをする。
 武道の経験がある千手院に投げられまくるが、決死のバックドロップで勝利をもぎとる。
 戦闘でボロボロになった長船をお姫様抱っこで救護室に運んだ岡崎は、男子生徒にふるぼっこされてしばらく寝込む。
 
 退院後、二人で文化祭をまわる。しかし火薬研究会の出しものの時限爆弾解体ラリーに本物のC4爆弾が使われてると判明し、
 時限爆弾が、岡崎と長船に現在位置である寮の自室で、残り時間僅かの状態で発見される。
 岡崎はせめて長船だけでもと、とっさにかばう。が、その時限爆弾は本物じゃなく模造品だった。
 連絡を受けた他の生徒も踏み込んでくるが、そこで目にしたのは、長船を押し倒している(ように見える)岡崎だった。
 修羅の様相を見せる男子生徒達から二人で逃げ、夜の屋上でいい雰囲気になるが、覗いていた知人が乱入してうやむやに。
 
 二人が恋人だという噂が学校中に広まり、岡崎は周囲からの攻撃に遭う。長船は噂を気にして距離をとる。
 一文字教官に誤解を解きたいと相談すると、機会をつくってやると、格闘訓練の模範戦闘で岡崎対長船の試合をさせられる。
 そして教官は、試合の勝者には全科生の前で好きなことを宣言できる権利を与えると言う。
 それこそ、誤解の弁明でも、永遠の愛の誓いでも、なんでもOK。
 長船は飛びつき十字を極め、岡崎の腕を脱臼させ、勝利する。怪我で騒いで宣言は有耶無耶に。
 長船は岡崎を自室で看病するが、教官たちがそれを覗く。岡崎は覗きに気付き、教官たちを追う。
 教官たちは高機動車で逃走をはかるが、うっかり岡崎を撥ねてしまう。岡崎はそのまま入院生活へ。
 夏期休暇の間、看病する長船とふたりきりだったが、進展はなし。
 
104 名前:状況開始っ![sage] 投稿日:2009/08/19(水) 18:39:35 ID:vq0xXuVj? ?2BP(0)
 国際情勢が変わり、敵国が停戦条約の破棄を宣言し駐留部隊を展開。いつ開戦してもおかしくない状況になる。
 そんな空気だから、悔いが残らないようにと、校内では告白合戦がはじまる。
 長船は唐突に岡崎に好きだと告げ、返事も聞かず去っていく。
 それから突然時間が飛び、年が明けて一ヶ月が過ぎる。岡崎は返事を保留していた。
 卒業式の準備中に、ちっこい先輩の訓示を受け、岡崎は一歩を踏み込む勇気をもつことにし、
 長船に返事をするために仕事を放り出して探しにいく。ちっこい先輩は仕方が無いので自分の卒業式の準備を自分でする。
 岡崎は長船に好きだと告白する。一年後、卒業式の日に、渡したいものがあると長船にキスをされ、
 戦争が終わったらずっといっしょにいようねと、死亡フラグのような言葉をもらう。
 
 ■長曽根鈴莉
 通称『機関車トマース』。岡崎の後輩。
 岡崎に世話を焼いてもらってるうちに好きになり、鈴莉は告白しなきゃ告白しなきゃと情緒不安定になる。
 そして演習中に告白する。無線がつながってるので全校生徒に告白が実況。
 しかし鈴莉は爆音などでハイになってたためか、演習が終わると記憶がスポーンと抜けており、
 二人の関係は以前と変わらないのだった。そして一年以上後、岡崎は卒業式の日に返事をする。
 好きだけど出来の悪い妹みたいだったと。ふられてしまった鈴莉は、次は自分が岡崎先輩のような人になると決意する。
 前線で戦う岡崎の部隊に、士官学校でたての新任の少尉が配属される。そして配属されてきた鈴莉と再会する。
 鈴莉が、先輩好きですと岡崎に飛びついてベアハッグで締め落としてEnd。
 
105 名前:状況開始っ![sage] 投稿日:2009/08/19(水) 18:46:08 ID:vq0xXuVj? ?2BP(0)
 ■友成楓
 PXの販売員で未亡人。双子の娘、由実と由樹の母親。夫は陸軍にいたけどもう死んでる。
 岡崎は、双子と遊んだりするうちに、楓と仲良くなる。
 文化祭の時限爆弾は、一文字教官の教育を受けた由実が、爆弾解体をやってのける。
 楓の実の祖父である法城寺(五大財閥のひとつで海軍のスポンサーをやってる)が、楓を連れ戻しにくるが、
 岡崎を楓の現在の想い人ということにして、その場を切り抜ける。
 祖父に楓を取り戻すのを諦めさせるために、既成事実を広めてしまおうと、楓と恋人を演じることになる。
 楓の亡き旦那は陸軍の整備兵で、一文字教官の元同僚。法城寺は海軍の人間なので、陸の奴など許さんと二人をひきはなしたが、
 楓は逃走し、二人で駆け落ち。更に陸軍の千手院家の庇護下で結ばれ、海軍と陸軍は軍部を巻き込んで大騒ぎになった過去がある。
 法城寺は実は孫娘が心配で、再び戦争になることを予期していたので、
 また軍の人間と結ばれ、そいつが戦地で死に、寡婦になることが許せなかったと岡崎に語る。
 しかし、岡崎は、たとえウソから始まっても、これからは本当にしていき、楓を守ってやりたいと決意し、
 ずっとそばにいて手を差し伸べていたいという想いを、法城寺に対し語る。
 法城寺は、楓はもう法城寺家とは縁のない人間だから、誰がどうしようが勝手だと告げ、決着がつく。
 その後、法城寺の予測通り、国際関係の緊張は高まり、敵国は条約の破棄を宣言、いつ開戦してもおかしくなくなる。
 岡崎は楓に告白し、二人の気持ちは通じ合う。
 五年後、岡崎は教官として鎚浦に勤める。楓とは結婚していて妊娠中。成長した双子姉妹は予科練に通う。二人とも岡崎にぞっこん。
 
 ■一文字京
 教官。他のヒロインルートに入れなかった時のBAD。この人は攻略キャラじゃありません。
 ヒロイン攻略に失敗して落ち込む岡崎を、一文字が慰める。そんだけ。


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