107 名前:ブルーフロウ[sage] 投稿日:2009/08/21(金) 23:28:09 ID:1JEmUQmQ ?2BP(0)
人類が宇宙に進出して幾世紀。地球は様々な植民惑星を支配下に置き、資源などを搾取していた。
これにぶちぎれたいくつかの植民惑星が連合を組み、地球軍に反旗をひるがえし、各地で戦争が起こるようになった。
植民惑星ネクタルは、惑星連合には加盟してないが、その豊かな資源に目をつけた惑星連合は、
ネクタルの支配権を地球軍から奪おうと侵攻を開始し、ネクタルを舞台に地球軍と惑星連合との戦争になる。
■本編
主人公である民間人の少年・ユアンは、ひょんなことから、地球軍の女性だけの広報部隊に所属し、
パワーローダー(人型機動兵器)の操縦者として、ともに惑星連合軍と戦うことになる。
地球軍の秘密研究所に連合軍が侵入したので、ユアンたちの部隊に、証拠の隠滅と、あるものの回収命令が下る。
回収したものは、謎の少女・カナ。しかもこの少女、ローダーでの戦闘技術は1級。
少女の正体に疑問をもったユアンに、オペレーターの白瀬が、少女の正体を教えてくれる。
少女は、遺伝子操作(倫理協定違反)で、精鋭兵の遺伝子をもとに兵器として生み出された強化人間。
白瀬は、参謀本部の人なので、少女を軍部に引き渡すことを要求する。
ユアンは、倫理に反することだとして、少女を軍部に渡すことを拒否する。隊長以下、部隊の皆も同意する。
ネクタルでの対連合軍の作戦も大詰めになり、これが最後の作戦だというところで、ユアンは隊長に話があると呼び出される。
隊長は、カナは強化人間で、自分もまた優秀な兵士の遺伝子をもとに作られた強化人間だと語る。
そして強化人間は、戦うたびに寿命が縮む消耗品なので、隊長は最後の作戦を終えた直後、
ユアンにカナのことを頼むの言い遺す。隊長は自分の分身とも言えるカナには人間らしく生きて欲しかった。
そしてエピローグへ。ネクタルの戦争は地球軍の勝利に終わったが、
ユアンはカナを連れて軍を脱走し、元惑星連合軍の人に世話になってる。
ユアンが所属した部隊は解散し、皆は新たな広報部隊に所属し、それぞれ活躍している。
後日談で、白瀬が裏で手を回してユアン達が抹殺されないようにとりはかったことが分かる。
108 名前:ブルーフロウ[sage] 投稿日:2009/08/21(金) 23:31:12 ID:1JEmUQmQ ?2BP(0)
■Extra(ファンディスク) 本編の補完
広報部隊の最後の作戦の時、連合軍の兵士ジェリドは、お前達に司令塔を占拠されるわけにいかんと火災を起こし、
炎の中で最期を迎えようとしていたが、工兵型ローダーに乗った隊長がジェリドのローダーを修理して、
ローダーが動くようになったジェリドに、ユアンとカナを地球軍から助けるよう頼み、気絶する。
シェルターに避難したジェリドは、隊長クロウディアに応急処置と凍結処理を施す。
連合軍のバルバトス派は、ネクタルを地球軍に渡さないために、細菌兵器(NBC兵器は禁止されてます)を設置する。
ジェリドはそれを探し出し解除して、地球軍の勢力から脱出する。
ユアンとカナとジェリドは、ネクタル人の村に居候していた。
敵に襲われるが、通信で地球軍に救助を要請し、駆けつけてきた広報部隊に助けられ敵を撃退する。
撤退した敵の生き残りは、通信のログから情報を与えないために、使っていた通信施設を狙撃で破壊しようとする。
通信施設にはエネルギーが蓄えられていて熱量で誘爆すれば、近くの湖が氾濫し村もただでは済まない。
ユアンは、皆の避難を友人に任せ、湖を守るため通信施設に急行する。
しかし敵がレーザーを発射し間に合わないかと思いきや、突如ローダーが出現しレーザーをシールドの様なもので防ぐ。
その青いローダーはユアン機の目の前で、幻のようにかき消える。
ネクタルの住民は、誰かに頼るのではなく自分で戦う意志を抱くようになっていた。
ユアンたちは、ここではやり残したことはないと、ローダーも持たずに村を出る。
その後彼らがどうなったかは語られないが、みんな幸せになったらしい。
広報部隊の隊員・レイチェルは、入隊したばかりのときの記憶に思いを馳せていた。
ジェリドがゲリラとして地球軍の基地を制圧。広報部隊が基地をとりかえし、ジェリドを撃退する。
これがきっかけでジェリドはクロウディア隊に執着を持つようになり、結果ユアンに出会うことになる。