82 名前:ガジェットトライアル[sage] 投稿日:2009/06/06(土) 17:54:36 ID:YznuICKr ?2BP(0)
じゃあ、工画堂のガジェットライアル投下するわ。
リクにあるやつも、無いやつも、みんなでどんどん投下していこうぜ。
■設定
世界大戦の後、列島連合共同体ETUでは次期主力多方面殲滅兵器AEWの開発が行われていた。
その中身は新機軸兵器、加速生体状況コンピュータEシリーズ──人工的に製造された兵器との共生体。
このEシリーズがどんなものかと言うと、等身大のメカ娘の本体に兵器ユニットを接続して拡張できる。
小火器や砲台や車両や艦艇や航空機など、メカ娘それぞれの特性にあった兵器がある。
それらの兵器を運用する中枢であるメカ娘は、耐久性や演算能力などは人間の比ではなく、強力な兵器が使える。
さらに、このメカ娘には、並列増殖システムが備わっている。
すなわち、オリジナルが無事で、原材料さえあれば、戦場で好きなだけ戦力を生み出せるのだ。
(V・ノイマン・マシンやナノテク建築ネタを知ってる人はニヤリとするかも?)
このEシリーズの制式採用にあたって、ソフトウェア部分が異なる二つのEシリーズ、
人間のように自律思考でき感情も豊かな能動性行動型タイプ・ホワイトと、
感情などを廃し命令どおり行動する受動性行動型タイプ・ブラック、
どちらが優れているか、生き残りをかけたトライアルが開始されることとなった。
指揮官ミハラ少佐(声:杉田智和)は個性豊かなホワイトチームを指揮し、
ワカバヤシ少佐ひきいるブラックチームとトライアルで競うことになる。
以後はトライアルのSLGパートと、合間のADVパートが毎話ごとに進んでいく。
SLGパートは大戦略のようなシステムだが、爆撃機無双なので戦術性は低い。
■本編
Eシリーズの拡張ユニットは色々調整中らしく、最初のほうは使えるユニットが少ない。
ところが、タイプ・ブラックのチームだけ先に新ユニットを投入してくる不公平さ。
どうやら、上層部ではタイプ・ホワイトを採用する気はなく、このトライアルも出来レースのような企画らしい。
ところが一癖も二癖もあるホワイトチームとミハラ少佐は、不利な条件でも次々と勝ち星をあげていく。
だがトライアル中に、大陸の高緯度に存在し広大な国土をもつ某国が、ETUに攻めてきたので、
トライアルは一時中断され、ホワイトチームが大陸軍と戦うことになる。
83 名前:ガジェットトライアル[sage] 投稿日:2009/06/06(土) 17:57:43 ID:YznuICKr ?2BP(0)
大陸軍は毒ガス兵器や、天候を操作し冬将軍を到来させる兵器や、巨大戦艦ビッグピロシキなど
様々な兵器を投入するが、所詮は前時代の兵器。ホワイトチームの敵ではなかった。
そんなホワイトチームの前に、大陸軍が投入した大陸製Eシリーズが立ちはだかる。
ホワイトチームは大陸軍を撃破して大陸軍は撤退する。
しかし大陸でもEシリーズが開発されていたことに不安を隠せない一同だった。
大陸軍が撤退したのでトライアルは再開される。
負けがこんでなりふり構わなくなったワカバヤシ少佐は、
テレビ局をトライアルに呼んで、公衆の面前でホワイトの倒すことで、ブラックの株をあげようと必死。
ホワイトチームの戦力と初期配置を圧倒的不利にするチートでトライアルに臨む。
マップ中央の小さな島に閉じ込められた絶望的な状況からの開始というホワイトチームだが、ブラックを撃破する。
ワカバヤシ少佐はプライドがズタズタになり、暗い憎悪を抱く。
ここまで成果を挙げたのだから、制式採用はタイプ・ホワイトで決定だと鼻を高くするホワイトチームだが、
相手がタイプ・シルバーに変更されてトライアルは続行。
タイプ・シルバーは上層部の本命として開発されており、採用も確定していた。
タイプ・シルバーには、今までのトライアルと大陸軍戦のデータがフィードバックされている。
ホワイトチームはこれも撃破する。しかし研究チームは新型のEシリーズも開発中。
タイプ・シルバーでさえETUの目指す最終完成品では無いのだ。
ETU内部の裏切り者の手引きで、監視衛星が沈黙し、大陸軍がタイプ・シルバーの実機と研究データを奪いに攻めてくる
ホワイトチームは応戦するが、裏切り者のワカバヤシ少佐ともどもタイプ・シルバーは大陸軍に奪取される。
並列増殖システムをもったタイプ・シルバーを増殖させる時間を与えてはまずいので、
ミハラ少佐は上の指示を待たず、独断でホワイトチームを大陸軍へ突入させる。
大陸軍の拠点を落とし、ホワイトチームはETUを救うが、大陸軍の指揮官が自爆装置のスイッチを押し、
激しい戦闘で燃料を使い果たしたホワイトチームが逃げる余裕は無く、もはやこれまでか……
と、思いきや、大陸製Eシリーズのユニットに互換性があったので、潜水艦をパクって、
ホワイトチームはETU本土へ向けて帰還するのであった。
87 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2009/06/16(火) 06:03:54 ID:WdVdrS8A ?2BP(0)
スマン。ガジェットトライアルうろ覚えで書いたけど、最後のほうが間違ってたので訂正。
ホワイトが大陸軍の拠点を落とすけど、ワカバヤシ少佐が死なばもろともだと、シルバーの並列増殖システムを暴走させる。
ETUの総司令は、ミサイルを撃ち込んでホワイトもろとも一掃することを決定する。
ミハラ少佐は20分あればシルバーのデータを破壊できると言うが、
総司令は、15分あれば空電が回復して、データは他所へ運ばれるだろうから、詰めを誤れないと言う。
そして迫り来るミサイル。燃料切れで逃げる余裕のないホワイトチーム。後の流れは同じ。