190 名前:ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編1 :2005/07/29(金) 10:00:25 ID:GkiJXN1T
岐阜県某所辺りをイメージしたと思われる田舎の雛見沢村。
主人公、圭一はとある事情により都会から雛見沢に引っ越してきた少年(年齢は不詳、14歳くらいと思われる)。
彼はその村のほのぼのとした雰囲気や仲良くなった少女達(同級生のレナ一つ上の魅音、下級生の沙都子、梨花)との交流により、のんびりとした雛見沢の生活を楽しむようになる。
ところで雛見沢村はかつて国のダム計画により水没しそうになった事があった。
住民達は反対運動を繰り広げ、魅音の実家(ヤクザや地元の有力者とのつながりの深い旧家)がある方法で当時の担当大臣に相当の圧力をかけて計画を撤回させていた。
その後、ダム工事で働いていた現場の人間の中でバラバラ殺人が発生。
後味の悪さを残してダム計画は完全に立ち消えていた。
圭一はふとしたことからその事件のことを知るが、いつもは屈託の無い友人達もその事に関しては口を閉ざしてしまう。
妙に思いながらも追求をやめた圭一。
数日後、村には年に一度の綿流し祭りが行われる。
綿流しで奉納の舞を舞うのは神社の娘の梨花。彼女の舞を見ようと祭りに参加する圭一たち。
祭りを楽しんでいた彼らは以前から仲良くなった都会から来たカメラマンの富竹に出会う。
この祭りの後に帰ると言う富竹に対して圭一達はシャツに寄せ書きをする。
191 名前:ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編2 :2005/07/29(金) 10:00:57 ID:GkiJXN1T
そして祭りの翌日、圭一は富竹が喉を掻き毟って死んだ事を知る。
長年、魅音の実家の負の部分を暴こうとしていた警官、大石は驚く圭一に巧みに接近。圭一に魅音達への疑念を植えつける。
事件を調べる圭一はバラバラ殺人が発生した年以降の綿流し祭の日に、毎年誰かが殺され、誰かが行方不明(鬼隠し)になっている事を知る。
犠牲者になったのは三年前が沙都子の両親、二年前が梨花の両親、一年前が沙都子の叔母と兄である。
彼らは、ダム計画に関して賛成派もしくは中立を保っていた人達だった。
のんびりとした雛見沢村に隠れた血生臭い過去に恐れをなした圭一。
しかし真の恐怖はここから始まった。
大石が圭一に近づいた事を知ったレナは圭一を問い詰める。
明るくて人懐っこかったレナの突然の豹変に驚愕する圭一。
その後、レナは圭一をストーキングしたり、突然家に押しかけたりと妙な行動を繰り返す。
更に魅音がくれたおはぎの中に針が入っていた事で、圭一は魅音とレナが自分を脅迫していると感じるようになる。
やがて大石からレナの過去を知らされた圭一。
レナは雛見沢に来る前にいた学校で、突如仲が良かった男子生徒を滅多打ちにして重傷を負わせたうえに窓ガラスを何枚も割った事があったのだ。
精神鑑定を受けていた時、レナは何故か「おやしろ様」という雛見沢の守り神の名前を口にしていた。
192 名前:ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 ラスト :2005/07/29(金) 10:01:49 ID:GkiJXN1T
圭一はますますレナ達への警戒感を強め、自衛のために登下校の際に金属バットを持ち歩くようになる。
そして圭一の両親が出かけた運命の日。
レナは「圭一君を助けてあげる」と言いながら鉈(斧?)を手に圭一を追いかける。
逃げた圭一はダムの廃棄場で謎の2人組みに襲われて昏倒。
気づいた時、彼は自宅に寝かされ、目の前には心配そうな顔で彼を見つめるレナと魅音の顔があった。
2人が自分に危害を加えなかった事に一安心する圭一。しかしその時、2人は圭一を押さえつけて注射器を取り出した。
「何をするんだ」と叫ぶ圭一に魅音は「富竹さんと同じ目に遭ってもらう」と言い放つ。
それを聞いて圭一の意識のヒューズが飛ぶ。気づいた時、彼の目の前には血まみれで地に伏す2人と血痕の付いた金属バットを持つ己の姿があった。
混乱した圭一は、己の知りえた全ての情報をノートに書いて、レナ達が持ていた注射器とともに時計の裏に隠して逃亡する。
そしてその日の夜。大石に圭一からの電話が入る。切羽詰った口調で謎の言葉を残すと電話は切れてしまう。
やがて警察の捜査でレナと魅音の撲殺体。そして喉を掻き毟って死んだ圭一の遺体が発見され、時計の裏から圭一のノートが見つかった。
しかし何故か、圭一のノートは一部が欠けて、しかも一緒に隠したはずの注射器は跡形も無くなくなっていた。
197 名前:某スレ39 :2005/07/30(土) 14:31:18 ID:fNktjlyi
>>190-192を補足。
>主人公、圭一はとある事情により都会から雛見沢に引っ越してきた少年(年齢は不詳、14歳くらいと思われる)。
→漫画版・祟殺し編の記述により、圭一は「中学2年生の14歳」ということで確定。
>毎年誰かが殺され、誰かが行方不明(鬼隠し)になっている事を知る。
→「誰かが殺される」ではなく、「誰かが死ぬ」。
>彼らは、ダム計画に関して賛成派もしくは中立を保っていた人達だった。
→昭和57年の「祟り」で死んだ沙都子の叔母・北条玉枝は賛成派でも中立派でもない。
>突如仲が良かった男子生徒を滅多打ちにして
→突如仲が良かった男子生徒「3人」を「金属バットで」滅多打ちにして
>精神鑑定を受けていた時
→レナが受けたのは精神鑑定ではなく、神経科医によるカウンセリング。
>レナは何故か「おやしろ様」という雛見沢の守り神の名前を口にしていた。
→「おやしろ様」ではなく「オヤシロさま」。
>気づいた時、彼は自宅に寝かされ、目の前には心配そうな顔で彼を見つめるレナと魅音の顔があった。
→圭一が起きた時、側にいたのはレナだけ。魅音は圭一が意識を取り戻した後にやって来た。
>己の知りえた全ての情報をノートに書いて
→ノートというか、ノートのページを破ったメモ。
>そしてその日の夜。大石に圭一からの電話が入る。
→電話が来る前にセミが、来た後はひぐらしが鳴いていたことから明らかに夜ではない。夕暮れになる直前くらい?
>そして喉を掻き毟って死んだ圭一の遺体が発見され
→発見された時、圭一はまだ生きていた。発見から24時間後に搬送先である村の診療所で死亡。
198 名前:ひぐらしのなく頃に 綿流し編1 :2005/07/30(土) 20:13:08 ID:IH70C/fv
綿流し編(綿流し祭りの数日前からスタート)
部活動の一環のゲームで景品(女の子が欲しがるような可愛い人形)をもらった圭一だが、
彼はそれを男っぽい魅音ではなく可愛いもの好きのレナにあげてしまう。
その後、圭一はひょんな事から妙な格好(メイド服+バニースーツの様なコスチューム)でバイトをしている魅音を発見。
しかし彼女はいつもの快活な態度とは裏腹に大人しい声音で魅音の双子の妹の詩音と名乗る。
圭一は魅音が別人の振りをしているのだと考えて、それに合わせる振りをした。
その後、何度か詩音に会う圭一。だがある時に圭一は魅音と詩音が一緒にいる現場に遭遇。
魅音の双子の妹、詩音は実在したと知って驚愕する彼と、いつのまにか2人が知り合ってることに驚愕する魅音をからかう詩音。
その後圭一は、詩音が実家のある雛見沢ではなく隣町の興宮に住んでいる事や
園崎一族(魅音の家で近辺に強い影響力を持つ旧家)の中で微妙な立場にいる事を知る。
やがて綿流し祭りの日、梨花の舞を見ようとしていた圭一に詩音と富竹と鷹野(富竹の恋人の看護婦で雛見沢の伝承に強い関心を持っている)が接近。
彼らは言葉巧みに圭一を誘って村人が梨花の舞に集中している合間を狙って、一般人は絶対に入ってはならないとされる祭具殿に潜入した。
退屈そうにしている圭一に鷹野はうれしそうに己が調べた雛見沢の伝承について語りだした。
雛見沢はかつて鬼ヶ淵(鬼の住む村)と呼ばれ、村人は人を食う鬼の血を引いているというのだ。
この地方に伝わる「鬼隠し」とは村人の中の鬼の血が騒いで我慢できなくなるのを沈めるために、
人を攫って食う事を指しているのだった。
そして綿を川に流す「綿流し」とは、鬼に攫われて食われた犠牲者の内臓(腸)を川に流す事を示唆している。
よって綿流し祭りの日に誰かが死んで誰かが行方不明になるのは、鬼に食われたからだという恐怖が雛見沢の住人の心に巣食っていた。
そして祭具殿の中で彼らが目にしたのは数々の拷問用具(人間が入る鳥かごや巨大なまな板、のこぎり等)だった。
人間を生きたまま解剖して貪り食らうというおぞましい風習が今でも密かに受け継がれているのではないか、
という鷹野の言葉に圭一と詩音は青褪める。
199 名前:ひぐらしのなく頃に 綿流し編2 :2005/07/30(土) 20:13:54 ID:IH70C/fv
やがて舞の時間が終わり祭具殿から出る一同。富竹と鷹野と別れて魅音達との待ち合わせ場所に行こうとする圭一に詩音は問うた。
祭具殿の中でずっと聞こえていたドタンバタンという音が気にならなかったのか、と。
しかし圭一はそんな音はしなかったと言い返す。釈然としないまま二人は別れ、圭一は仲間と合流する。
そして次の日の夜、詩音からかかってきた電話で圭一は、喉を掻き毟って死んだ富竹の死体と鷹野の焼死体が発見された事を告げられる。
彼らが殺された理由は祭具殿に侵入したからとしか考えられない。
2人は身辺に気をつける事と、毎日電話で情報を交換する事を約束した。
夜が明けて学校に向かった圭一を待っていたのは雛見沢の村長が失踪したというニュースだった。
危機感を強める圭一だが、休みの時間に更なる衝撃が彼を待っていた。
梨花が2人っきりになった時に綿流しの日の舞の時間に彼が何をしていたかを問いただしてきたのだ。
重圧に耐え切れなくなって婉曲的に祭具殿に入ったことを認めた圭一に梨花は笑って「守ってあげる、だから死んだ二人のことは忘れなさい」と告げる。
罪悪感に苛まれながらも帰宅する圭一。だが詩音からの電話が再び圭一を恐怖のどん底に叩き落した。
行方不明になっていた村長は実は詩音から祭具殿の件で相談を受けていたのだ。(村長と詩音は昔から仲が良かった)
電話を切ると圭一は慌てて梨花の家に向かうが時既に遅く、梨花は同居していた沙都子ともども行方不明になっていた。
翌日学校が終わって家に帰る途中に圭一は大石と会い、彼から詩音が綿流し祭りの翌日に失踪したと告げられる。
その日の夜にかかってきた電話でその事を詩音に尋ねると、詩音は謎の奇声(「くけけけけけけけけけけけけ」)を発して電話を切る。
電話の主は詩音ではありえない。詩音の代わりが務まるのは魅音しかいない事に思い至った圭一は翌日レナとともに魅音の家に向かう。
200 名前:ひぐらしのなく頃に 綿流し編ラスト :2005/07/30(土) 20:16:48 ID:IH70C/fv
二人の追及に魅音は犯行を告白。詩音がまだ生きていることを告げて詩音がいる地下の拷問部屋に圭一を案内する。
そこで詩音の姿を見た瞬間、圭一は魅音のスタンガンで昏倒させられて拘束される。
奇声を発しながらさながら鬼のように舌なめずりをして嬉嬉と拷問の準備を始める魅音。
だが圭一の叫びに我に返ると彼女は詩音を連れて逃亡。直後踏み込んできた警官によって圭一は助け出される。
その際に魅音は「今後わたしの姿を見ても、決して近づいては駄目。その時、私は魅音ではなくただの鬼に成り下がっているから」と圭一に告げた。
魅音は行方不明となり、詩音は保護されて興宮のマンションに移った。
数日後の深夜、圭一は自分の家の前にたたずむ魅音の姿を発見。
切羽詰った口調で別れを告げる魅音に彼はあの日渡せなかった人形を渡そうとした瞬間、魅音に刺された。
魅音は奇声を発しながら(「げげげげげげ。出来た、出来た。私が殺したかった奴はこれで全員。げげげげげ」)逃亡する。
なんとか一命を取り留めたものの入院する事になった圭一は自分が刺された日の大体同じ時間帯に、
詩音が死んだはずの魅音を相手に口喧嘩を繰り広げた後に自殺した事を知る。(詩音のお目付け役の葛西という男が口喧嘩を聞いていた)
だが見舞いに来た大石は更に驚愕の事実を告げてきた。
魅音は数日前に既に死んでいる事(詩音と魅音を区別する背中の刺青が彫られていた事から死体は魅音に間違いない)。
焼死体となって発見された鷹野の死亡時間は綿流し祭りが始まる前になっている事(つまり歯形照会で鷹野だと断定された死体は本当に鷹野なのか?)。
それを知った圭一は今回の事件の背景にあるであろう雛見沢に潜む闇が何も解決されてなどいない事を知る。
202 名前:名無しくん、、、好きです。。。 :2005/07/30(土) 23:02:39 ID:mAllUsrq?
>>201
ひぐらしスレのテンプレより
>η(´ω`η)各編の関係ってどうなってるの?
>・“まず環境ありき”で、その環境にコマの初期配置の違いで各編は全然違う展開になる。
> 登場人物達の中身も裏設定も全部共通。パラレルワールドではない。
204 名前:ひぐらし、基本設定(OHPから抜粋) :2005/08/02(火) 14:06:42 ID:n1GMY2uk
昭和58年初夏。
例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。
××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。人口2千に満たないこの村で。それは毎年起こる。
雛見沢村連続怪死事件(1979年〜1983年)
毎年6月の決まった日(綿流し祭りの夜)に、1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。
陰謀か。偶然か。それとも祟りか。
いるはずの人間が、いない。
いないはずの人間が、いる。
昨夜出会った人間が、生きていない。
そして今いる人間が、生きていない。
主人公『前原圭一』は、引越してきたばかり。
引越してきたばかりの圭一は、新しい友人達のおかげですぐに雛見沢へと馴染んでいく。
けれど穏やかな村と快活な仲間達と過ごす明るい日常は
やがて迎える綿流し祭りにまつわる死の呪いによって陰惨でどす黒い闇へと取って代わっていく。
205 名前:死の連鎖関連 :2005/08/02(火) 14:08:00 ID:n1GMY2uk
(喰らった人間の内臓を川に流すのが由来といわれる)綿流し祭りの日に死亡、行方不明になった人達
1979年
ダム工事の現場監督が怨恨を持っていた従業員達に撲殺される。しかし主犯格は逃亡(園崎が逃亡に手を貸していたとの噂あり)
1980年
沙都子の両親が崖から墜落、死体は片方しか浮かび上がらず。もう1人は不明のまま。
1981年
梨花の父親が病死(本当に病死か?)
母親がそのショックで自殺を仄めかしたまま行方不明に(残した遺書の信憑性等に不信が残ったまま)
1982年
沙都子の叔母が何者かによって撲殺。その数日後に沙都子の兄が謎の失踪を遂げる。
尚この事件で叔母を撲殺したのは沙都子の兄だと思われていたが(叔父と叔母は沙都子を虐待していた)、
薬中の男が詳細な状況付きで犯行を自白。その直後に自殺したために、事件は一応解決した事になる。
1983年
圭一が綿流し祭りが始まる少し前に雛見沢へと引っ越してくる。
206 名前:人物紹介 :2005/08/02(火) 14:11:32 ID:n1GMY2uk
前原 圭一(まえばら けいいち)
主人公。熱血漢で口先の魔術師といわれる。頭が良いらしいが精神的に追い詰められるとCOOL(KOOL)になる。
竜宮 レナ(りゅうぐう れな)
主人公の同級生で世話好きなのか、転校してきたばかりの主人公の面倒を見てくれている。
幼少の頃に雛見沢に住んでいたが、転校。しかしあるとき突然転校先の学校で問題を起こしたために村に帰ってくる。
村の守り神のオヤシロ様が実在する事を信じており、時折現れる怪奇現象としか思えない事象をオヤシロ様の仕業と思い込んでいる。
園崎 魅音(そのざき みおん)
主人公の上級生で、クラス委員長。雛見沢と隣にある興宮など近隣に絶大な影響力を持ち、ヤクザとの繋がりも噂される園崎家の跡取り娘。
年齢・性別を問わず誰とでも仲良くなれるリーダータイプ。
北条 沙都子(ほうじょう さとこ)
主人公の下級生。両親の死後に叔母達に引き取られるがそこで虐待される。1982年以降は同じく両親を亡くしていた梨花と同居するようになっていた。
トラップを仕掛けるいうひたすら迷惑な趣味を持っている。負けず嫌いで失敗してもめげない。
古手 梨花(ふるで りか)
主人公の下級生で沙都子とは同学年。歳不相応に落ち着いた物静かな性格で、沙都子とはまるで正反対だが、二人一緒にいることが多い。
古手神社の跡取り娘で巫女でもあるのだが彼女はその出生から特にオヤシロ様との繋がりが深いとされる。
207 名前:人物紹介2 :2005/08/02(火) 14:13:20 ID:n1GMY2uk
園崎 詩音(そのざき しおん)
綿流し編から登場。興宮に住む魅音の双子の妹。何か複雑な事情を抱えているらしく、実家の園崎家へは滅多に寄り付かない。
富竹ジロウ
カメラマン。雛見沢の自然風景を取りに来ているとの事。結構体格がいいらしい。
鷹野
近所にある診療所の看護婦。雛見沢にまつわる人食い鬼の伝承を熱心に追いかけている危ない一面を持った人。
富竹と付き合っているらしい。
大石蔵人
雛見沢と因縁の深い定年間近の警官。しかし柔道の有段者で凄んだ時の威圧感は相当のもの。
入江京介
祟り殺し編から登場する診療所のお医者さんで何かと沙都子の事を気にかけている。
通称イリー。野球チームの監督を務めていることから監督とも言われる。
208 名前:祟り殺し編 1 :2005/08/02(火) 14:14:04 ID:n1GMY2uk
祟り殺し編(綿流し編と同時期にスタート?)
魅音やレナ達との弁当製作対決にぼろ負けした圭一(口先の魔術でびりは免れた)だが、
その料理の腕の拙さをどうにかするために自炊に慣れている沙都子が彼を指導する事になる。(圭一の両親はお出かけ中)
それを機に2人は以前よりも仲良くなり、沙都子は圭一を「にーにー」と呼ぶ。(以前は失踪した彼女の兄、悟史がそう呼ばれていた)
けれどそんな穏やかな日々はすぐに終わりを告げた。
かつて彼女を虐待していた叔父が雛見沢に帰ってきて彼女を梨花の所から引き取っていったのだ。
(叔父は叔母が殺された事件で恐れをなして雛見沢から逃亡。しかし逃亡先でもある事件が起きたために再び雛見沢に帰ってきた)
学校を休みがちになり、叔父にこき使われて心身ともにぼろぼろになっていく沙都子。
だが現実的な法律の壁により沙都子を叔父から引き離す事が出来ずに、周囲の手助けは沙都子の許へは届かない。
(公的機関への連絡も空振りに終わる。沙都子自身は叔父の虐待は失踪した兄が帰ってくるまでの試練だと思い込んでいる為か事情聴取にも非協力的だった)
しかしついに彼女が性的虐待を加えられたと思しき反応を見せた時に、圭一の理性は決壊。彼は1人、叔父の殺害を決意する。
殺害計画を練った圭一は土砂降りの雨が降りしきる綿流し祭りの夜に、金属バットで叔父を殺害して穴に埋めて証拠を隠蔽する。
だがその帰り道、彼は偶然にも鷹野と会ってしまう。成り行きから彼女の車に乗って自宅にかえる事になる圭一。
警戒しながら言葉を交わすうちに圭一は鷹野から自分と同じ殺人者の匂いを嗅ぎ取っていた。
互いに会った事を秘密にしようと約束して別れる2人。
圭一は立ち去る鷹野を見ながら、死んでしまえと呪った。
209 名前:祟り殺し編 2 :2005/08/02(火) 14:14:37 ID:n1GMY2uk
翌日、これで沙都子も楽になれると思って明るい気分になる圭一だが彼を待ち受けていたのはとてつもなく奇妙な現象だった。
祭りに行かなかった圭一に仲間達は昨日は楽しかったねと声をかけてくるのだ。(鬼隠し編の祭りの描写がレナや魅音の口から語られる)
まるで自分が本当に祭りに参加していたかのように話す皆の様子に戸惑いながらも、圭一は沙都子に声をかけた。
けれど沙都子の目は相変わらず死んだ魚のように濁りきっていた。
そして彼女の口から、今朝も叔父に虐められたと聞かされた圭一の混乱は頂点に達する。
自分は狂っているのかと思って入江に相談する圭一はその弾みで、彼に叔父殺しを告白する。
だが入り江は彼を理解する振りをしながら、看護婦に圭一は精神異常をきたしていると言った。
それを盗み聞きした圭一は逃亡。その際に鷹野が死んだ事を知り、入江も死んでしまえと呪う。
だんだんと狂気に犯されていく圭一。
殺したはずの人間が存在して、いないはずの自分が祭りで遊びまわっている奇妙な世界に悲鳴を上げながら、
彼は昨夜の晩に死体を埋めた場所を掘り起こそうとする。
穴を掘っている途中、圭一は待ち伏せをしていたかのように現れた大石によって窮地に立たされる。
逃げるわけにもいかず、大石の前で穴を掘り続けた圭一だが、結局死体は出てこなかった。
もう一度叔父を殺さなければいけないと決意して叔父の家を訪れる圭一だが、
叔父はおらずに叔父の虐待で脱水症状になりかけていた沙都子を発見する。
治療のために診療所に沙都子を連れて行こうとする圭一だが、診療所には警官が何人もいるようだった。
様子を伺う圭一はそこで入江が睡眠薬服用により死んだ事を知る(遺書はなく、自殺は他殺かは不明)。
圭一はそれと共に大石が行方不明になっている事を知り、ここが狂った世界であり、死ねと望めば人が死ぬ世界だと確信する。
210 名前:祟り殺し編 ラスト :2005/08/02(火) 14:16:34 ID:n1GMY2uk
とりあえず梨花の家に向かう二人だが、神社の前で2人はまたしても信じられない事実に遭遇する。
神社に放置されていた黒いゴミ袋の中に、腹を引き裂かれて内臓をぶちまけられて死んだ梨花の姿があったのだ。
逃げる沙都子を追う圭一。つり橋のところで対峙する二人だが、
沙都子は「圭一はきっと何か悪いものに乗り移られてしまったんだ。お前なんか消えてしまえ」と言いながら錯乱して圭一をつり橋から突き飛ばして川に落とす。
絶望しながら墜落して意識を失う圭一はその刹那、こんな狂った雛見沢など滅びてしまえと念じた。
けれど圭一は死ななかった。川辺で目覚め、傷を負いながらもとりあえず戻ろうとするする圭一だが、村中に腐臭が漂っている事に気が付く。
学校に到着すると彼を出迎えたのは自衛隊の人間達だった。彼らが持っていたラジオのニュースより、圭一は信じ難い事実を目の当たりにする。
彼が気絶している間に火山性と思われる猛毒のガスが発生して雛見沢の住人の殆どの命を奪っていたのだ。
何百という死体の山を見ながら圭一の意識は途切れてしまう。
(死者1200名。行方不明を除けばキャラクターの中で生き残ったのは圭一と興宮に住んでいた詩音のみ。詩音は数ヶ月後に自殺する)
エピローグ
記者と精神異常をきたしていた圭一との会話。
記者によると圭一が気絶していた場所は毒ガス発生地と予測されている鬼ヶ淵との位置関係により、毒ガスが必ず通る事。
圭一が生きていることはありえないとの事。圭一は取材の翌々日に原因不明の高熱で死亡する。
(毒ガスの発生地は本当に鬼ケ淵か?もしくは気絶していた圭一を動かしてから。目覚める前に川原に戻した人間が存在する?)
214 名前:ひぐらしのなく頃に 暇つぶし編1 :2005/08/04(木) 12:15:17 ID:ZJ7Ngkek
舞台はまだダム工事の中止が決定していなかった昭和53年の初夏、主人公は赤坂衛という新米の公安部の刑事になる。
建設大臣の犬飼の孫(小学生)が誘拐され、その捜査の為に新米刑事の赤坂は雛見沢へと派遣された。
(雛身沢はそれほど怪しいとは思われていなかった為に新米の赤坂1人だけが派遣された)
現地に赴いた赤坂はダム反対運動を行っている鬼ヶ淵死守同盟(園崎家が主体)が脅迫や機器の破壊等のヤクザ紛いの過激な手段に出ている事を知る。
(しかも住人ぐるみで隠蔽工作やアリバイ作りをするために現行犯以外の逮捕は不可能な状態)
大石と出会って彼の協力を得た赤坂。
彼は観光客に扮して雛見沢へと足を踏み入れ、そこで梨花と知り合う。
無邪気で愛くるしく振舞う梨花を微笑ましく見守る赤坂だが村内を観察していた彼に梨花は、
「ダム計画は今年で必ず頓挫する」と予言めいた言葉を呟き、
突如雰囲気と口調を一変させると「東京に帰れ、さもないとお前はひどく後悔する事になる」と告げた。
だが元に戻った梨花にその言葉の真意を問いただしても彼女は首を傾げるばかりで何も覚えていない様子だった。
その後、大石の紹介で情報屋と接触した赤坂は、
彼から園崎家が公安以外の警察組織にすら極秘にしていた大臣の孫の誘拐を知っている事を聞かされて驚愕する。
また彼らは公安から新米が1人、雛見沢へ派遣された事すら知っていたのだ。
215 名前:ひぐらしのなく頃に 暇つぶし編2 :2005/08/04(木) 12:15:55 ID:ZJ7Ngkek
翌日、彼は大石から大臣の孫が持っていた財布が雛見沢で発見された事を告げられ、死守同盟が誘拐に関与している事を確信する。
あまりに出来すぎな状況に園崎家に誘導されているのではないかと思いながらも、赤坂は大石と共に財布が発見されたという奥地へと向かった。
そこで赤坂と大石は誘拐犯と孫を発見。立ち回りの末に犯人を逃してしまうものの孫の救出に成功する。
大石との友情を深める赤坂。事件解決により妊娠して病院に入院している妻に電話をかけようと外に出て公衆電話を探す赤坂はその途中に梨花と出会う。
梨花は「電話を探してももうどうにもならない」と謎の言葉を告げる。
結局電話をかけられずに病院に戻る赤坂に梨花は、これから毎年血なまぐさい事が起きる、と言ってまたしても予言を始める。
彼女が言うには、来年の今日にダム工事の現場監督が殺されてバラバラにされる事、
二年後の六月に沙都子の両親が突き落とされて死ぬ事(或いはこれは不幸な事故かもしれないとの事)、
三年後の六月に梨花の両親が殺される事、
四年後の六月に沙都子の叔母が頭を割られて死ぬ事、
そして五年後の綿流し祭りの日かその数日後に梨花自身が殺されるとの事。
(それまでの死を受け持っていた連中は最後の死を否定しているとの事、にも関わらず彼女は自分の死を予感していた)
赤坂にそこまで告げると梨花は寂しそうに「死にたくない」と言った。
216 名前:ひぐらしのなく頃に 暇つぶし編ラスト :2005/08/04(木) 12:19:12 ID:ZJ7Ngkek
だが東京に帰った赤坂は知らぬ間に不幸が訪れていた事を知る。
梨花が「東京に帰れ」と忠告した日の翌日(事件解決の日の夕方)、赤坂の妻が事故で死亡していたのだ(赤坂の捜査によると他殺の可能性はないとの事)。
その七年後(昭和60年)、赤坂は定年退職した大石と再会。綿流し関連の事件について彼と情報交換をした。
雛見沢は祟り殺し編と同様の事件とガスが発生して壊滅していた。(圭一は雛見沢に移住しなかったという設定?大石も行方不明にはならなかったようである)
その中で赤坂は途方もない事実を目の当たりにする。
あの時、梨花から伝えられた予言がすべて的中した事。梨花がガス発生直前にむごたらしく殺された事。
梨花が彼にあの予言を伝えたのは、自分を助けて欲しいと願っていたからだという事。
赤坂と大石は事件の再検証と真相究明を誓った。
後年、赤坂と大石は彼らが事件について調べた事をまとめて本にして出版した。その本の題名は『ひぐらしのなく頃に』。
鬼隠し編〜暇つぶし編までが出題編。目明し編から解答編に移る。
(目明し編以降はまだやっていないため、筋は書けないです)
526 名前:名無しくん、、、好きです。。。 :2005/12/19(月) 02:49:23 ID:M8fvta1h
「ひぐらしのなく頃に」の目明し編をお願いします
527 名前:名無しくん、、、好きです。。。 :2005/12/21(水) 00:16:14 ID:rV0I4g1Z
>>526
ひぐらしに関しては全部教えるとつまらんので導入部まで
ある日、牢獄のごとき女学院から園崎詩音は抜け出すことに成功する。雛見沢へと帰ってきたのだ。
彼女は古くからの世話役の葛西と姉妹である魅音のフォローを受けて、しばらく「詩音」であること
は隠したまま、「魅音」のふりをしてエンジェルモートでバイトをして生計を立てていく。
そんなある日のこと、詩音は不良達にからまれてしまうが、そこにある少年が助けに入る。
その少年の名は北条悟史(漢字あってるかな?)。彼に惹かれていく詩音。魅音のクラスメート
であることを知った詩音は、魅音のふりをしたまま彼に近づいていく。
悟史の父母はオヤシロ様のタタリで亡くなり、引き取られた先で不遇な生活をしていることを知った詩音。
彼女は、悟史が苦しんでいるのは、彼の妹である沙都子をかばっているからと知り、沙都子が弱いことに
怒り、「お前のせいで悟史君が苦しんでいる、お前さえいなければ」とののしるも、悟史本人に止められる。
だんだん距離が離れていく二人。沙都子を妬み続ける詩音と、守り続ける悟史。仲直りが出来ないままであった。
そして詩音が帰ってきてから初めての綿流し祭り。沙都子をいじめていた叔母が殺された。
刑事、大石蔵人はアリバイの無い悟史にあたりをつけ、警察署まで連行しようとする。
だが詩音がこう言った。悟史にはアリバイがある。その日、私達は一緒にデートしていたと。
大石は、魅音は祭りで目撃されていると笑って返すが、詩音は覚悟を決めてこう言った。
私は、園崎詩音だと。
そのあとは悟史が失踪して詩音がオヤシロ様に関する推理をしながら綿流し編へと繋がっていきます。
目からウロコな展開なので購入推奨。 …これでいいかな?
528 名前:名無しくん、、、好きです。。。 :2005/12/21(水) 02:21:30 ID:abKRaQXq
怖い話とか鬱な話は苦手だから自分でプレイしたくないよ
導入部だけと言わず全部教えてくれ
お願いだ
571 名前:名無しくん、、、好きです。。。 :2006/01/13(金) 01:04:57 ID:R8X5jslT
ひぐらしは板違いかな?もしアリならひぐらしの基本的なストーリー教えて。誰かの〜編以前の基本的な部分
576 名前:名無しくん、、、好きです。。。 :2006/01/21(土) 11:34:52 ID:KNGtoc6E
>>571
大まかな基本設定だけ書いておく。
昭和58年初夏。
例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。
××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。人口2千に満たないこの村で。それは毎年起こる。
雛見沢村連続怪死事件(1979年〜1983年)
毎年6月の決まった日(綿流し祭りの夜)に、1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。
陰謀か。偶然か。それとも祟りか。
いるはずの人間が、いない。
いないはずの人間が、いる。
昨夜出会った人間が、生きていない。
そして今いる人間が、生きていない。
主人公『前原圭一』は、ある事情により、雛見沢村へと引っ越してきた。
圭一はクラスメイトの竜宮レナ、園崎魅音、北条沙都子、古手梨花とすぐに仲良くなり、
5人で“部活”をして楽しむようになる。
“部活”の内容は、全員でボードゲームやカードゲームをして楽しむこと。
イカサマ買収なんでもあり。敗者には過酷な罰ゲームが待っている。
しかし、そうした楽しい日常は、ある日を境に一変する。
凄惨な殺人事件。友人達の豹変。
あんなにも親しかった親友が、信じられない。
これは、4年間続いた連続怪死事件の続きなのか。
事件を起こしているのは誰なのか?
それとも、これは村の守り神、“オヤシロさま”の祟りなのか?
今日も、後ろから誰かの足音が聞こえてくる。
・・・・・・・ぺたり。